新テント買っちゃった 〜ニーモ タニ LS 2P
薄く軽くなったニーモの2015年新モデル、タニ LS 2Pを(勢いで)購入してしまいました!!
もう大満足です。まずは新幕の写真を何枚かどうぞ!
ど、同化してる(笑
◆最初のテント
さて、私が初めて買ったテントはモンベルのムーンライトテント2型でした。
長年の定番シリーズだけあって、組み立てが簡単、丈夫!という良いテントです。が、使っているうちに徐々に不満も。
それは、
①テントの短辺側から出入りする
と
②寝ながら外を見れない!
という事でした。
①は、中腰でフライ・前室を抜け、インナーのファスナーを開けて、初めてテントに入れるというのが、辛いんですよね。
②は、せっかくの屋外。寝袋でぬくぬくしながら星空や外を見たいじゃないですか!(笑 短辺に出入り口があると、寝ながら外を見るには真上を見なければいけないので、首がもたいない・・
でも、ニーモ・タニ2Pなら・・・
①寝袋に入りながら、これですよ!!
②一歩目でインナー到着は楽!
本当に大満足。
あ、今後ムーンライトは気温が厳しい雪の時期に使う予定です。薄いニーモでは凍えそう・・・。
◆設営してみる
簡単5分もあれば十分です。
用意する(買う)ものは、Nemo Tani ls 2p(インナー、フライ、ポール、ペグ5本)、専用フットプリント(=グラウンドシート)と、長めのペグ3〜4本(標準だけじゃ足りない) です。
ペグに関しては後ほど。
ってか小さいね!
収納袋を比較するとムーンライト2型と比べると半分くらいですね。(ニーモは2割くらい袋があまってる)
写真のムーンライトはグラウンドシート別、ニーモは込みで、ですよ! (ポールは共に別)
フットプリントをNEMOのロゴを上にして広げます。
Tani LS 2Pは2015年モデルからリニューアルして、使っている生地が更に薄くなり、フライが15D、フロアが20Dナイロンと激薄になりました。
なので、傷をつけにくくするためにも、フットプリントはケチらないのが重要な気がします。
Nemoの特徴である、超軽量合金DAC社のフェザーライトNSLポールです。手を離せばゴムで勝手に繋がっていきます。
同じDAC社のポールを使っているのが、ヘリノックス社。私にとって2つ目の製品です。
Helinox Chair One 〜猫も座りたい!? | Ternと一緒にどこ行こう
さて、組み立ての順番が分からず取説は・・・どこ?
星図表・・・は今じゃない!(笑
めくるとありました。
まずはフットプリントにペグさして、ポール立てて、インナーですか。
戸惑ったのはこれ。テントのコーナーにある接続部ですが、繋げる順番が分かりませんでした。
右上から、フットプリント接続、インナー接続、ポール接続、フライ接続、ペグ(左下)という順番です。
慣れちゃえば一瞬ですけれどね。
大きな石をよけて広げます。
ポールを組み立てて
インナーのフックをポールに引っ掛けていくだけ。
力は必要ありません。
できあがり。
なんでしょう、このインナーの広さは!
白さが眩しい!
(本当に朝、テント内が明るい)
2人用だけあって中は広々。
買うテントは+1名の人数がデフォルトでいいと思います。
シュラフ余裕です。
インナーだけで既に満足していましたが、フライをかけないと。
これがインナーだけの広さ。これから右側に前室を作っていきます。
出来ました。
少々不格好なのは初張ということで、許してください(笑
湖畔ということで、風が強め。
付属のペグと細挽きを使ってテントを固定していきます。
・・・が、
標準でアルミペグが5本ついてきますが、四辺+入り口の他に各辺の真ん中に3ヶ所張るべき所があります。
ペグ足りない。。。今回は各辺の真ん中は張らず四隅だけ。
砂地ですし入り口はテンション(力)がかかるので私はソリペグ30cmを使いました。(てかアルミペグは役不足な気が・・・)
裏側の長編の中央はこんな感じ。細挽きついてます。
短辺はフックのみ。細挽きつけるほうがいいですよねー。横着してベグ直刺し(苦笑
使ったのは、モンベルのミニタープHXに付属してきたスチールVペグ30cm
短辺に張り綱しないと、雨で濡れるとインナーとべた〜〜〜とくっついてしまいます。
問題が有るわけじゃないですけれど、、、
テント完成です!絵になる!
ちなみに、初張となった湖畔のキャンプ場は札幌からほど近い支笏湖のモラップキャンプ場です。
2015-06 支笏湖モラップ〜カヌーの聖地 | Ternと一緒にどこ行こう
◆インナーについて
このテントはインナーに工夫がいろいろ仕込まれています。
下側の薄いグレーは、内側からファスナーを開けるとメッシュになります。
出入りするには、白い生地の中を走っている、緑色のファスナーを開けます。
他社の同じ形をしたテントですと、入りやすいよう右側半分だけコの字になってたりしますが、これは全体(せめて7割)を開けなければ出入りできません。
左右どちらでも出入りできるってことで!
こちら天井を見上げた、の図。
天頂部にフックがあるので、snow peakのソリッドステートランタン たねほおずきをぶら下げています。
隣にあるのは、虫除けスティックの虫よけパラキート クリップ。
右側の△は、ベンチレーションです。
空気入れ替えがテントの中でできます。しかも支え棒とメッシュ付き!
ほんの少しだけ外が見えます。
一度、うかつにも室内ライトを点けたまま夜に開けてしまい、虫が一斉に飛び込んでしまいました(苦笑
(メッシュのファスナーを開けてから、支え棒をして、広げる作業ですので、そりゃね。。。)
バスタブの深さはこのくらい。A4の短辺側。
結構深めでしょうか。
このロゴマーク、カッコ良すぎです。
◆まとめ
もう、大満足。
テントの正面。
ですが、、
沢山写真を撮っているのは、こちらの面。
カッコイイ。
さて、良い点はさんざん書いてきましたので、悪い点も書いておきます。
- 素材が薄いので、、、
- 外が明るくなると眩しくて目覚めてしまう。(北海道では夏なら3時から明るくなってきますからね)
- インナーの糸が寄れやすい。特にファスナー部分(無理な力は禁物。しっかり全部開きましょう)
- 同梱されているのはペグが4本。張り綱も4本。風があるとペグ足りません。
- 全部固定するには、四隅4本+各辺の中央4本+張り綱4ヶ所=12本のペグが必要。
- 最低でも四隅+各辺の中央4ヶ所の8本は用意したい所です。
- 強風時、すこし頼りないかも。張り綱してもフレームが柔らかいんですよね。
- 気温が下がってくると寒くて使えなさそう?(今後レポートします)
こんなところでしょうか。
◆過去の設営
設営の様子をいろいろどうぞ。
2015-06 由仁町 古山貯水池自然公園 〜森林浴 | Ternと一緒にどこ行こう
この時は、雨予報でしたので、タープを入り口付近に張りました。
結果大満足の設営でしたので、今後同じ形で張るかも。
ニセコ湯本温泉野営場 | Ternと一緒にどこ行こう
こちらは日陰に設営。
のんびりできて最高でした。このテントはフットプリントとフライ、ポールだけでも自立するので、暑い日はコットとかで寝るのもありですね!
(コット欲しい!(高い))
2015-06 北斗市きじひき高原 〜絶景函館夜景 | Ternと一緒にどこ行こう
このテントが大活躍したキャンプでした。
①見晴台まで坂道+結構歩くので、軽量のNemoは便利
②寝ながら函館夜景が見られる!
2015-06 洞爺湖 水辺の里財田キャンプ場 | Ternと一緒にどこ行こう
このテントでの二泊目です。組み立てはもう慣れていましたよ。
2016-07 洞爺財田 〜UNIFLAME テーブル初陣 | Ternと一緒にどこ行こう
30度を超える暑い日は、フライとグラウンドシートのみでOK!!
2016-03 エルム高原 〜初キャンプは雪上で | Ternと一緒にどこ行こう
真冬だって、圧雪の上なら余裕でした!
ぜひ、ワクワクするテントを入手してくださいね!