mont-bell ミニタープHX 〜簡単設営メモ

最終更新日

Comment: 1

雨よけや、日陰を作るために必須なタープ。
私が使っているのはモンベルの1〜2人用タープ ミニタープHXです。ちなみに”HX”はヘキサ(数字の6)つまり六角形の意味です。

キャンプを始めてすぐ買ったので他社のタープは比較検討していないのですが、このタープ、かなりお気に入りです。

タープの張り方自体は簡単なのですが、自分の思った場所に思った通りの形で張るのは少しコツが必要です。
私自身も年間で3〜4回しか張らないので、毎回試行錯誤。ということで自分への備忘録として作ってみました。


  • 良いところ
    • 断光がしっかりして眩しくない!
    • 丈夫!
    • 手軽に設営できる(一人でもOK)
  • 気になる所
    • 断光タイプなので布が分厚く、収納サイズが比較的大きめ
    • ポールを180cm(非推奨)にすると、張り綱(ヒモ)を別途購入し延長する必要あり。(支柱側ではなく地面側の角ヒモx4が足りなくなる)
    • ミニタープなので、太陽の動きによって日陰部分がかなり移動する

1:ポールの長さ選びは大切

使っているのは以下の通りで、ダークフォレスト色のミニタープHXに、内部空間を広くするため非推奨の180cmポールです。
推奨の165cmポールは、跳ね上げ用として使ったり使わなかったり。

モンベル(mont-bell) タープ ミニタープHX ダークフォレスト ※タープ本体。ポールは別売り
モンベル(mont-bell) タープポール アルミタープポール165 14.5mmx165cm ※公式推奨。2本購入済
モンベル(mont-bell) タープポール アルミタープポール180 22mm×180cm  ※非推奨。2本購入済


ミニタープHXの詳細は以下の通りです。


【素材】75デニール・ポリエステル・タフタ[耐水圧1,500mmウレタン・コーティング、難燃加工]
【重量】640g(870g) ※( )内はペグ、張り綱、スタッフバッグを含む重量です。
【カラー】ダークフォレスト(DKFO)/ グリーン(GN)
【構成】タープ本体1、ポール用スタッフバッグ1、φ2mm反射材入り張り綱6本、19cmアルミペグ8本
ポールはアルミミニタープポール165をお使いください。
モンベルWebsiteより >>> https://webshop.montbell.jp/goods/disp.php?product_id=1122474 

165cmポール使用時、内部空間高は137cmなのですね。


2015-06 由仁町 古山貯水池自然公園 〜森林浴 | Ternと一緒にどこ行こう
※上の写真は、手前が165cmのポール、奥が180cmのポール使用

まず、ポールの長さについて。
ポールは、タープの両端を支えるものですが、ポール長=タープ内部の高さ ではありません。
例えばミニタープHXが推奨するポールは165cmと私の身長くらい。すると内部中央の高さは肩あたりまでしかありません。

しかも2方向は下にたれているので、立った時はもちろん、座っていても開放感はあまり良くありません。


2016-06 しらおい森野 〜白老牛は必食 | Ternと一緒にどこ行こう
※タープ両端の支柱が180cm、跳ね上げが165cm

そこで、少し長い180cmのポール2本を別途購入してみました。すると視界が広がり、タープの中を歩いても頭がぶつからず快適になりました!

ちなみに最初に使っていた165cmポール2本は、時々タープの跳ね上げとして使っています。(写真参照)

なお、跳ね上げ時部分についている張り綱(ヒモ)は、地面まで届かなくなるので別途延長する必要はあります。(メイン180cmポール部の張り綱は問題なくペグダウン可能)


2016-10 朱鞠内湖 〜秋独り占め | Ternと一緒にどこ行こう
※タープ両端の支柱が180cm、跳ね上げが165cm

雨の心配がないときは、完全に跳ね上げることも。


赤平 エルム高原家族旅行村 | http://www.akabira.net/family/
※これ、記事にしてなかった昔の初タープ写真。2本とも165cmポール

一辺を下げ、反対を跳ね上げて、視界を避けるように張ることもできます。


※豊富町兜沼公園キャンプ場 2014

昼寝のため、こんな風に張ってみたり・・・(笑


2:タープの簡単張り方

場所は、いつもの追パ(ファミリーパークゴルフ追分 オートキャンプ場)

タープは、貼る前に、完成後のサイズ感がわかりづらいのが問題なんですよね。
そこで、簡単にイメージできる方法を思いついたのでメモメモ。

完成形はコレ。張り綱を見ると案外タープ本体よりスペースを必要としているのがわかりますね。

まず180cmのポールを2つ地面に寝かせます。

手前のポール部分が、タープの中心。

奥のポールは張り綱の位置決めです。

タープの中心を表している180cmポールから、上側と下側に余裕を持って張り綱を引きます。

イメージは”Y”型

ちょっと見づらいけど、こんな感じ。これでタープの位置は決まりました。

あとは、ポールを立てるための張り綱に、ペグを打っていきます。

とりあえず4箇所

これでポールが立ち上がりました。

一人での設営では、こうやってぶら〜んとしておきます。

いい感じの角度じゃないですか?笑

タープ本体をひっかけます。
先にポールにかけてから、ポールの角度を垂直にしたり、張り綱の自在を締めたりして、徐々にピンと張ります。

タープ本体側金具のに張り綱を入れないと、タープが取れやすくなるので、この順番は大切。

あとは残りの4辺をペグダウンしていきます。

別売りの180cmポールを使っているのでタープに標準でついている張り綱の長さが足りません。

また、少しでも開放的にしたいので、ペグは遠くに刺したい。

ということで、少し延長しています。

自在を動かして、タープをピンと張っていきます。

完成!

ミニタープHXは断光がしっかりしているし、丈夫なのがいいです。

人が1〜2人、寝っ転がれる空間の出来上がりです。

大成功。
この日はピーカンなので、日陰を作るためにタープは必須です。

なお、北海道という高緯度(太陽が真上に来ない)&小さめのタープなので、影が真下ではなくずれていることに注意です。

さて、お昼寝でもしましょうか。

(Visited 16,193 times, 45 visits today)

シェアする

1件のコメント

  1. ミニタープHXの支柱を165から180cmにして元の支柱を跳ね上げに使ってはと思案していたところ、こちらに辿り着きました。
    先駆者の方の知恵、大変参考になりました。特に張綱の延長など。
    ありがとうございます。次回のキャンプで試そうと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

コメントする