2017-03 札幌市定山渓自然の村 〜初キャンプの試練
3月。雪がどんどん減ってきて、プラスの気温が多くなってきたある日。
「キャンプに行かなきゃ!」の気持ちがムクムクと沸き上がってきました。
2日間天気が持つことを確認して、ついに、通年営業の、あそこへ出発します。
通年営業のキャンプ場 in北海道 | Ternと一緒にどこ行こう
札幌市定山渓自然の村
- 北海道札幌市南区定山渓(豊平峡ダム下流国有林野)
- tel 011-598-3100
- http://www.sj-naturevillage.jp
- 札幌中心部から約30km
- ➕通年営業 / 家族連れに最適 / イベント盛り沢山 / 貸し出し道具豊富
- ➖荷物搬入大変(夏は更に・・・)
- トイレ:独立棟:超きれい・暖房・洋式あり
- 結論:webにあるとおり”自然とふれあい自然に学ぶ施設”
札幌のテレビ塔を見上げながら出発です。
受付は5時までなので、買い出し含めればギリギリ。
3月で4度ならキャンプです!
この時期、あまりにも暖かいと溶けて大変ですし、寒いとみぞれ交じりになってテントが潰されそうで、タイミングが難しい。
定山渓温泉を通り過ぎ、中山峠と豊平峡温泉の信号を左折します。
なるほど、豊平峡温泉の奥にあるんですね!
遠い昔、豊平峡ダムは何度か行ったことがありますが、こっちは初めて。
町中はアスファルトが出ていましたが、ようやく雪道に。
自然の村到着!
地図を見ると、今いるのは左端の一般駐車場。キャンプ場はこのず〜〜〜っと先。
そう、これが私が今まで来なかった理由。約700mを荷物満載のカートで押して向かわないといけないのです。。。
しか〜〜〜し!
冬は違うんです。
この内線電話で事務所に連絡を入れてキャンプ場管理棟まで車で行くことができるんです!
この700m、思ったよりアップダウンがあって、夏は大変そう・・・。
着きました!管理センター。
さっそく受付します。
市営らしい記入用紙。
そして、なぜか2枚も記入する。
こちら場内マップ。初めてということもあり、丁寧に説明してくれました。
一番使われていて、除雪しなくても済む21,22番、
林間の9,10番、
8 or 11,12番あたりをお勧めされ、下見して決めたら戻ってきてねと言われてました。
ということで、場内探検。
これはテントハウス。
たまには、こういうのもいいかも?
自然の村のイメージといえば、この風の広場のオブジェなんですって!(他のblogで知ったw)
ふれあいハウス。
調理室やトイレ、シャワールーム、学習室など完備の、超豪華な施設です。
室内は暖かいので、寒さを逃れるために来るのもあり。
場内に、非常電話が設置されていて、しっかり除雪しているあたり、かなりの好印象。
こちら林間の9,10番。
いいけど、除雪必須だなぁ。
ここは21,22番。除雪しなくてもいいし、ここで決定です。
あ、書き忘れましたが、今日も場内貸し切り!!デス(笑
管理棟横にあるソリをGETして、
荷物を載せに載せます。
どうにか一度に載りましたが、ちょっと持って来すぎたか。。。
ちなみにカメラ用三脚はランタン掛けに使います(笑
綺麗な空を眺めながら、荷物を落とさないように
到着。
広角で撮っているので広く見えますが、手前半分が私のスペース。
こんな感じ。
まずは何より椅子を組み立てます。
寒い?
いやいや、実は新兵器投入。
あったかいダウンのおかけで、ず〜〜〜〜〜〜〜と座っていられます。
続いて、nemoのテントを広げましょう。
グラウンドシートをしいて、上にインナーを。
ん?
んんん??
ええ〜〜〜〜!!!
nemoで肝心要のパーツが付いていません!!!
コレ。
中心にあるプラスチップのパーツがNemoでは超重要!
グラウンドシート、ポール、インナー、フライ、ペグを繋ぐ、肝心要のパーツなのです。
なので、こんな無様な姿に。あの小さなパーツ1個が無いだけで、何もできません。
焦っていろいろ考えました。
- 事務所に行って、テントを借りる。(日暮れから、慣れないテント張るの!?
- 事務所に行って、ガムテープを借りる。(寒さで付かないだろうし、テントがぼろぼろになる。
- ポール1本で張る。(無理
- ポールを使わずに張る。(無理
- タープで寝る(持ってきていない
- キャンプをやめる。(ブログは?w
キャンプをやめるしか無い・・・。そう思ってテントをいじっていたら・・・
おお!
なんとかなるかも?!?
かなり無理矢理ですが、ヒモが輪になっていたので、その間にポールを通してみました。
どうにか、形になりました!やった!!
暗くて見づらいですが、ペグ3本を使って、ある程度の固定完了!
悪くないですね!
雪が堅く締まっていて助かりました。
これでキャンプできる!!!
心が落ち着いたので、薪を買うのと、ランタンを借りに事務所へ向かいます。
ランタンは持ってきたのですが、まさかのホヤ壊れ&ホヤ予備無しということで、秀岳荘で気になっていたこのオイルランタンを借りてみました。(1000円)
薪。
ここ、自然の村では、薪の持ち込みが禁止されています。
焚き火が禁止ということでは無く、買って!ということ。それはいいんですが、750円でこれだけ・・・。
愛別のようにコレで300円、とは言いませんが、もう少し・・・。
2015-08 きのこの里愛別〜キャンプ未遂 | Ternと一緒にどこ行こう
とはいえ、物品が沢山あるのは、キャンプにあまり行かない方々にも良いことです。
テントへの帰り道。トイレがてら「ふれあいハウス」に寄ってみました。
中に入ってびっくり。外観とは打って変わって充実の施設でした。
まず室内があったかい!
館内図
自販機もしっかりあります。
なんとういうことでしょう!!
給食室のような、立派なシンクがありました。お湯も出ますので、冬場は超幸せになれます。
シャワールームも覗いてみました。
なんじゃこりゃ。綺麗!
外の寒さを一切忘れるこの暖かさ。ここで泊まりたい・・・w
5室だったかな?
10分100円でお湯が出ます。
ついでにトイレも。
もちろんウォッシュレット付き!
綺麗すぎて、逆に恐縮です。
外に戻って、借りてきたランタンに火をつけます。
ガスとは違って、静かだし、炎も気持ちが落ち着くし、いいですね。コレ。
夕食の準備開始。
焚き火タイムも同時進行で進めます。
寒いので、やっぱり鍋になりました(笑
塩ちゃんこ!
うまうま〜〜!
いろいろありましたが、ようやくビール!
寒くてもビール!
今回のNew Itemはサーモスのフードマグ。
鍋を作ったけれど、一人では食べきれない。
そう、翌朝食べれば良いんです!ということで保温の効くマグに入れておきましょう。
後はひたすら焚き火を楽しむだけ。
いい燃えっぷり。
星空がちらちらっと。
場内は、適度に明かりが残されています。
オイルランタンいいなぁ。
さて、そろそろ就寝しましょう。
いつものスノーピーク・インフレータブルマットにモンベル・シュラフ#0で寝ます。
お休みなさい。
Zzzz
Zz
z
z
z
翌朝。
心配していた積雪はなく、凍っているだけ。
良い天気の模様。
お腹ぺこぺこなので、朝食にしましょう!
まずは昨日のちゃんこ鍋から。
このサーモマグ、食べるときに気づいたのですが、蓋に折りたたみスプーンが付いているんですね!
暖かく頂けました。うま〜い。
鍋だけは足りないので、いつものバウルー行きましょう!
バウルーダブル 〜定番ホットサンドメーカー | Ternと一緒にどこ行こう
お気に入りの「つぶしておいしい たまごのサラダ」を入れます。
上にセイコーマートで買ってきたコロッケトッピング。
ジュワッと焼いて
うまうま!
いつものアイスコーヒー。
ご馳走様でした。
雪遊びしたくなる良いお天気。
マイナス3度あたり。
水を入れていたプラティパスはやっぱり凍っていました(笑
場内には、ソリ滑りができそうな小山がありました。
夏も遊べる遊具があるみたいですね。
泊まることはできない、かわいいかまくら。
入ってみました(笑
ぐだぐだしていたら、10時すぎ。
ぼちぼち帰る準備をしましょうか。
まずはソリGET!!
テントはパリパリに凍っていますが、乾かす手段が無いので、そのまま畳んで持って帰ります。
家で干さないとね。
パーツが一個無い中、無事に持ってくれて感謝です。
焚き火の燃えかすは、
すぐ近くにある、灰捨て場へ。
今まで見たことが無いほど、凝っていた灰入れ。
大きな炭を落とさないようにとの配慮なんでしょうね。
よし!
撤収完了です。
このオブジェともおさらば。
また、(冬に)くるよ。
さて、帰りましょうか。
・・
家に帰る前に!
Nemoテントの部品発注をしに、札幌の桑園にある、石井スポーツに寄りました。
なぜここかというと、ここでNemoテントを買ったから。ちなみにイワタニ・プリムス株式会社が輸入・販売を受け持っています。初めてのパーツ発注だったようですが、その場でイワタニ・プリムス(?)の担当者さんと電話で相談してくれ、2個発注することができました。約600円/個。納期は1週間ほどです。よかったよかった!
追伸:パーツの名前は、Jake’s Foot 。ジェークス・フットです。
カートに2個入っているので10ドルになっていますが、一個5ドルのです。
残念ながら公式サイトからのアメリカ国外への発送は受け付けていないようでした。
一週間ちょっとでGET!