2017-09 釧路YAMANONAKAカムイミンタラ 〜孤高

最終更新日

深夜出入り禁止。(=静かに過ごすため)
テントは3〜4日たったら動かす。(=芝を守るため)

“他人&自然に迷惑をかけない”
私がオーナーさんと話して感じた、このキャンプ場のモットー。

最高に居心地のいいキャンプ地を見つけました。


釧路市 YAMANONAKAカムイミンタラ

  • 北海道釧路市音別町ムリ原野基線19
  • tel:01547-6-8456(キャンプ場)
  • HP 無し
  • 札幌から約300Km
  • ➕山の中 / 照明なし / 焚き火台で可 / 超絶静か / 悪天候時は廃校内でぬくぬく可。
  • ➖無し。(トイレは水洗ではありません。)
  • 廃校を利用した個人運営の素敵なキャンプ場。ソロや、まったりキャンプに最適。

 


 

今回は二連休の二日目。一泊目は占冠のニニウキャンプ場でウッドキャンドルを満喫しました。
二泊目は、ずっと気になっていた、釧路のキャンプ場を目指します!

2017-09 占冠 ニニウ 〜炎に癒やされる | Ternと一緒にどこ行こう

道東道を一路東へ。

北海道らしい、雄大な風景が見えてくると、道東に来たな〜と感じます。

高速代を浮かせるために十勝清水インターで降り、下道を進んでいきます。

(峠越えは高速を通って楽したいのですが、それ以降の十勝平野は平で運転も楽なので下道を選びます)

ちょっと疲れてきたところに、ソフトクリーム屋さん発見!

“この町愛すの家「モーちゃん」”という可愛らしい名前ですね。

農場から直接やってくるミルク!

美味しいに違いありません!

じゃ〜ん!

コーヒーとバニラミックスのソフトクリーム300円。

超美味しい〜。濃厚系でコーンのそこまでびっしりクリームが入っていました。オススメ!

この町愛すの家「モーちゃん」 (北海道釧路市音別町朝日2丁目 / 10:00~17:00(4-10月))
・北海道-釧路総合振興局-産業振興部農務課Web
・食べログ
・ヒトサラ

北海道は、ソフトクリームのレベルが高い上、いろんな所にあるから困るよね〜(笑

さて、目的のキャンプ場は、このアイスクリーム屋さんと同じ街にあります。(釧路市音別町)

ただ、小さな町で、ぐるっと回ってもめぼしいスーパーがなかったので、お隣の白糠町まで買い出しに行くことにしました。

右側に太平洋を望みながら、パトカーが多い道路をゆっくり進みます。

買い出しは、白糠町の中心部にあるコープで。

9時から20時まで営業しています。

帰りは、国道から離れて、ゆっくりと農道ドライブ。

酪農の盛んな土地なので、ホルスタインもよく見かけます。

一方こちらは、とうきび畑。

キャンプ場の住所は音別町ムリ原野基線19

ムリってどんな漢字なんだろ〜と思って調べたら、”霧里”と。

なんか神秘的。好きな地名にランクインです。

そんな難しい漢字じゃないので、カタカナ表記がもったいない・・・。

道沿いに家が殆どなくなってきたら、目的地は直ぐ。

“キャンパーのオアシス YAMANONAKA カムイミンタラ”

到着です。

ここは、廃校になった小学校を利用したキャンプ場です。

どこが入り口かなぁ〜とウロウロして、管理さんとご挨拶。

利用者カードに記入して、

お金払って、

説明&注意事項を伺います。

“他人&自然に迷惑をかけない”が基本。

ここは、本当に山あいにあるキャンプ場。

ゴミや食品の管理は要注意です。

オーナーさんが自ら、キャンプサイトを案内して頂きました。

ロープや杭などは一切なく、ただ草木で区切られているだけの、素晴らしいキャンプ場にまずびっくり。

川が近いサイト、奥まったサイト、トイレに近い広めのサイトなど、ぐるっと一周しました。

この廃校舎がすごくいい味を出しています。

霧里小学校。

右側が管理人さんの住まい、左側が共有スペースとなっています。

共有スペースも楽しそうなのですが、今日は曇りで明日が雨予報。明日お邪魔することにします。

ちょっと読みづらいですが、大正6年に開校、昭和42年閉校との事。

薪は1ダンボール300円。

足りなくなったら、ここから持っていき、帰る時に精算して下さい〜との事でした。

 

さて、今日も貸し切り(!!!)なので、キャンプサイトは選び放題!

非常に綺麗な芝生を、車でゆっくり進んでいきます。(この時点で、かなり幸せw)

場所は、一番奥のサイトに決めました。

振り返ったら、こんな感じ。(左側の建物が、校舎)

芝も平ですごくきれい。

よく見ると、写真中心部分の芝の色が違います。たぶん張り直したんでしょう。手間がかかっているのがわかります。

眼の前の紅葉を楽しめる、贅沢なキャンプサイトになりました。

さて、キャンプ始めましょう!

さくっとテントを張って・・・

新テント買っちゃった 〜ニーモ タニ LS 2P | Ternと一緒にどこ行こう

翌日は、雨予報なので、一応ニーモ ビクトリーサンシェードも広げておきます。(タープより組み立てが楽なので・・・。)

Nemo ビクトリーサンシェード 〜簡単設置でタープいらず | Ternと一緒にどこ行こう

薪持ってきて、

ビールを開けつつ

焚き火スタート!

(レンガブロックは必須。借りられますよ)

そうそう、今回はゆっくりキャンプだったので、初めて燻製にチャレンジしてみることにしました。


SOTOの”燻家 スモークハウス”。1000円程なので手軽に試せます。

ダンボールを組み立てて、付属のスモークウッドと食材を入れるだけ。

何回か再利用もできそうです。

燻製するのは、チーズにウィンナーにアップルベーコン。

おつまみにぴったり。

食材を上の網に載せます。

スモークウッドはさくら。

今回は量も少ないので、半分に割って使いました。

トーチやバーナーで角を燃やしてあげると、火が付いて、煙が出ます。

 

 

・・・

 

が、

 

どの角を燃やしてもすぐ消えちゃう・・・。

一瞬、少しだけ煙が出ますが、直ぐ消えます。

最終的に、すべての角を炙ってみたのに、だめ。

(ここまでいっても、消える)

最終的にブチ切れて、火箸で焚き火に突っ込んだら、ようやく安定して燃え始め、煙が出始めました。(苦笑

(もっと良い方法無いんだろうか・・・。次回への反省です)

今回のお供は、ウィスキーと鍛高譚(たんたかたん)。

鍛高譚、ほんと好き。芋焼酎はあまり好きではないんですが、しそ焼酎は飲みやすく美味しい。

って、もしかして北海道ローカルなんでしょうか?(そうらしい!)

さて、夕食メインはコープで買ってきた国産牛ももステーキ!!!

炭はちょっと一工夫。

今までは、点きやすいロゴスのヤシガラ炭を使っていましたが、燃えきるのがちょっと早い。

ってことで、コープの中に入っていた百均の炭を混ぜてみます。

ヤシガラ炭が消える前に百均の炭に火が移り、大成功!

次からこれだな〜。

焚き火を見つつ、BBQ開始!

一枚ずつ、じっくりと焼いていきます。

美味しそう〜〜!

燻りつつ、お肉焼きつつ、ウィスキーのみつつ、焚き火を眺める。

ホント最高。

ステーキには、バンコクで買ってきたGrill MatesのChilli&PEPPER BBQ SAUCEをかけて戴きます。

うーーまーーーいーーー!

ロウソクに照らされたウィスキー。

雰囲気最高。

煙が徐々に少なくなってきました。

1時間ほどで、スモークウッドは燃え尽き燻煙完了!

どれどれ・・・

んま〜〜〜い。

寒くない9月のキャンプは本当に全てが快適。

しばらく焚き火を眺めて

おやすみなさい。

 

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z.z.

 

翌朝。

予報どおりの雨。

ニーモのTANI P2に、ニーモのビクトリーサンシェードを被せて屋根代わり。

前室はこんな感じ。

とりあえずテントたたむべく、シュラフとインフレータマットを片付けて、

テントのインナーも外してしまいます。

フライも濡れていましたが、今日は帰るだけなのでとっとと片付けます。

完!

 

(とっちらかってるけど)

この状態で、朝ごはん作りますよ〜。

体をたためるべく、棒ラーメンいきましょう!

プラティパスで持ってきている水をイワタニのジュニアバーナーで沸騰させるだけの簡単料理!

ジョンソンビルのウィンナーも入れて完成。

ウマウマです。

簡単点火のガスバーナーはやはり楽ですね。

食後はいつものアイスコーヒー戴きます。

(温めた体、冷やしてどうするw)

お腹いっぱいになったので、場内探検行きましょう!

車は通れない通路を校舎側に向います。

いい雰囲気です。

まず、こちらトイレ。

超だだっ広い(w)ですが、綺麗に保たれています。

一方男性側は、とても簡易。

で、手洗いですが、昔懐かしい方式。

下に出っ張っている棒を押している間、水が出るヤツです。

久しぶりに見たな〜。

隣には、炊事コーナー。(校舎の横面です)

このダンボール1箱300円。

焚き火をず〜〜と楽しみたくなりますね。

シンクに

夜も使えるライト完備。

私は、小さく折り畳めるプラティパスを使います。

写真のは大きめの2Lタイプ。

ぐるっとまわて校舎入り口。

洗濯機や、のみもの無人販売もあります!

ゴミも捨てさせてもらえます。

(私は少ないのも有り、全て持ち帰りました)   

校舎の共有部分に入ってびっくり。

薪ストーブが点けられていました!

私一人しかいないのですが、もしかして昨日も点けて頂いていたんでしょうか。

このストーブだけで、広い校舎がポカポカです。  

それにしても、圧倒されたのは、この雑誌、漫画の数!

古めの漫画から、

新し目の漫画まで、沢山!

(引きこもりたい(笑

部屋の片隅には、ピアノが何台か。

昨日、弾かれていたのは奥様ですかね。

奥にある小さめ一室は、ライダーハウス用。

ここだけは、冬もやっているそうですよ。

カムイミンタラのキャンプ場を紹介された雑誌も置いてありました。

管理人さんとお話しつつ、漫画を読みつつ、ゆったりまったり。

帰りたくない!

とはいえ、札幌と釧路は遠いので、昼前に撤収開始します。

残り炭を捨てて、

ビクトリーサンシェードを畳み、

撤収完了。

管理人にご挨拶して、帰ります。

本当にいいキャンプ場でした。

心がスッキリ。完全にリフレッシュできました。

雨も上がったようです。

これなら夕方には札幌着けるかな?   

帰りは、うらほろ留真温泉に寄ります。

ちょっと遠回りだけど、評判がいいので、ここに決めました。(釧路〜帯広の間) 大人500円。    

建て替えたばかりのようで、とても綺麗な室内。

ちいさな食堂もありますよ。   お風呂場はコンクリート打ちっぱなし。

(誰もいないw

露天風呂も静かでオススメ!  

そして、この温泉何が凄いかというと、pH値が9.89!!

いわゆる”アルカリ性温泉”です。国内最高で11.5あたりなので、かなり強い方。

北海道では道内1位(平成26年8月26日現在)(公式Webより引用)だそうですよ!

そのため、お湯が柔らかく、つるつるとした感覚が残ります。いい温泉でしたよ〜!

うらほろ留真温泉 オフィシャルサイト

森の中を走り、

帯広の超有名ローカルカレー屋、インデアンで

カツカレー(ベーシックルー)をもぐもぐ。美味い!

お持ち帰りのルー(インデアンルー)も買って帰りますよ! 

今日も定休日にあたってしまった、清水町のドライブインいとうを通り過ぎ・・・(豚丼で有名)

道東道にある

プレミア生クリームソフト(500円)を初体験。(すごいねコレ) 

馬鹿バーガーって(笑

日没前には、札幌に着きそうです。

 

次は、どこに行こうかな。

 

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