2026-08 黒岳石室 〜初の登山テント泊
山登りはあまり好きではないのですが、5年に一回くらい無性に山に登りたくなる時があります。
前回は山小屋に泊まったため記事にしていませんが、2021年の立山アルペンルート、その前は2018年の富士山登山でした。(初日(登り)・二日目(お鉢巡り)・三日目(ご来光とプリンスルート下山)

で、今回、何を間違ったかミラーレスカメラと三脚とテントを背負って、山の中でテント泊をしようと思っちゃったんですね。(笑
登山なんてしない人の四苦八苦登山、どうぞお楽しみください!
上川町 黒岳石室(くろだけ・いしむろ)
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- 北海道上川町 (黒岳山頂より徒歩30分)
- HP(りんゆう観光) / HP(上川町)
- 札幌から 200km (黒岳ロープウェイ山麓駅まで)山麓駅から徒歩約3時間
+ 絶景 / トイレあり / ビールもあり!!
- 登山がキツい / 天候の変化に注意
結論:キツい後には褒美が待っている!(笑

基本的に登山はしない私。
とはいえ、前回の富士山登山で準備した登山靴やトレッキングポール、ザックなどの山道具はある程度持っています。テントもキャンプで日常的に使用している山岳用の軽量テント NEMOを持っているので、意外と新たに購入するものは少なかったりします。ChatGPTと相談して決めた追加支出は小型軽量のエアマットくらいでした。

今回は初めてテント泊用具を背負って行くので、山小屋に泊まった富士山登山より間違いなく重量は重い。
そのためできる限り簡単そうなルートを探しました。ロープウェイとリフトでググッと上がって歩き始めてから山頂まで1時間10分+テント場まで25分のコースです!(でも甘かったね・・・)

この一週間、ChatGPTと相談しながらザックの重さ管理や水の量、持っていくカメラレンズの種類など相談しまくりました。助言してくれるだけでモチベーションもテンションも上がるのですごく良かったです。

前日深夜まで仕事&黒岳山麓駅まで家から3時間ドライブという厳しいスケジュールでしたが、8時前に無事到着。8時台のロープウェイでまずは黒岳山頂駅を目指します。

チケットは往復券があり、ロープウェイ+リフトセット券だと翌日まで有効です。

うぃぃぃぃ〜。快晴だ〜〜
標高670mの山麓駅から、1,300mの山麓駅へ7分の空中の旅です。

早朝はガチ勢が多いので、横目で装備をチェックしてしまいました(笑
黒岳山頂往復なら日帰り余裕なので、比較的軽めの方が多い感じ。マットを外付けにしている方はもっと遠くまで縦走するんでしょうね。
黒岳往復だけなのに泊まるのは私くらいでしょうか

今年(2026年)、新しくなった”新車”のロープウェイは大きく窓も広いので快適です

山頂駅到着!黒岳情報は、ロープウェイを運営しているりんゆう観光が丁寧に情報を出してくれています。感謝。ライブカメラもあるよ!

天気は晴れ、気温20度と、下界の30度からぐっと低くなって快適です!

お花も咲いているようですね

ここからリフトに乗って、もう少し高度を稼ぎます。5合目(1,300m)から七合目(1,520m)までGoGo

楽ちん!

さて、いよいよ来てしまいました、登山口。

ザックはこれ。重量は13.5kgというところ。(水1.5L)
超軽量のトレッキングポールを組み立てるのに難儀しましたが、ぎり電波があって調べられました。こういうトラブルも時間がたっぷりあるから焦らなくていいのがいい。

カメラ装備はこちら。三脚とカメラ(a7cii)、広角レンズ(12-24mm)に、ザックの中にズームレンズ(70-300mm)が入っています。3kg以上あるはず(笑
そうそう、このカメラをザックのショルダーベルトに取り付ける、Falcam F38 バックパック・カメラクリップ V2もこの登山のために直前に新調したのでした。もしこれが無くて首ストラップだけだとカメラが暴れて登山中に怪我していたと思います。以前はPeakDesign キャプチャーV3 を使っていたのですが、長時間使っていると結構胸に食い込んで痛いんですよね。気づいたらネジ緩んで取れそうになっているし。でもFalcamの方は下山後までクリップの存在感を全く感じなかったので、おすすめです。(もちろんカメラ自体の重さは感じます)

登山届をアプリで出して

登ります!

え゛キツくない?

きついって〜〜〜〜!

絶景と花々で気を散らしつつ、ゆっくりゆっくり登ります。

ゼェゼェゼェ

ミヤマアキノキリンソウの前で一休み。

キツイ。キツすぎる。30分に一回休みながらようやく8合目。
水がみるみる減っていく。この日は20度くらいですが日差しがキツく汗だく。

ここのスペースが一番良かった

えぐい。急坂。トレッキングポール無いと無理だったかも。
カメラを胸のストラップに取り付けるFalcamのクイックリリースプレートを買って本当に良かった。

高度を稼いできて遠くまで見渡せると、登ってきて良かったと感じてしまうので、現金なものです

きゅう。。ごう。。う。。。め!

山の中の道路。三国峠に行く道かな?

ダイセツトリカブト

登るのがゆっくりすぎたのか、11時を過ぎ雲が湧いてきました。逃げろ〜〜〜〜。急げ〜〜〜〜。(しかし身体はいうことをききません)

人がたまっているなぁと見上げつつ、急坂を一気に上がると・・・

着きました、黒岳山頂!!!!
標高1,984m。1時間10分というコースタイムの2倍かかって到着です(笑

雲の流れる様子を動画に撮りつつ・・

お昼ご飯を食べます!セコマ!うまっつ

1時間以上のんびり山頂にいましたが、まだゴールではありません。
今日のお宿、黒岳石室に向かわないといけないのです。

今は山頂なので、まずは少し降ります。(写真は振り返ったところ)

そして見えてきたテント場!見えますか?右側の三角の形をした雪渓の横です。

こんなところにあるんですね。しかも思ったより規模がでかい。

足元不安定な登山道を降ります。
途中で黒岳石室の管理人さん?歩荷さん?に追い越されたのですが、水2ケース+ビール?を持っていました。30kg超え!?すごいっっ

エゾオヤマノリンドウ

7月なのに雪が残ってます!!!!

ってことで、こちらもコースタイムの二倍、1時間ほどかかって到着!
身体はボロボロです

黒岳石室(イシムロ)
管理人さんとご挨拶したら、受付の前に荷物下ろしてテント広げてからでいいよと言っていただいたので、テント場に向かいます。助かる・・・

この日は日曜日。大学生?のグループやらソロやらで、賑わっていました。

でも昼過ぎと早目だったので、端っこゲット!

このザックの中にテント道具全部入ってるなんて信じられない。。。

いつものNemo Tani OSMO 2Pを広げます。

なぜかどこにも売っていなくて、楽天でラス1だったグラウンドシートを敷きます。
地面は非常に細かい砂なので、薄手のテントだと必須だと思います。むっちゃ汚れるし。

いつも通り、インナーをポールに引っ掛けていくだけの簡単手順

ペグはどうやってさすんだろ・・・と思っていたのですが、テント場にはペグを叩いた後のあるいいサイズの石がゴロゴロ転がっていたので、何も気にすることはありませんでした。それにしてもNEMO付属のペグ、丈夫で軽いなぁ

できた!

エアマット敷いて完成です。
NEMO Tensor™ All-Season ニーモ・テンサー オールシーズン です。札幌の秀岳荘でChatGPTと悩みながら決めたこれ、ほんと爆睡で手放せなくなってしまいました。できれば、横幅が51cmのマミータイプではなく、長方形の横幅64cmが良かったっちゃ良かったのですが、1g単位で軽量化している中、400gしかない幅51cmのマミータイプの購入は必然でした。

枕は、モンベルのU.L.コンフォートシステムピロー(廃盤)。でもこれだと頭が落ち着かないし、滑り止めも兼ねてタオルを巻いておきます。

テントも広げたので、改めて受付へ。
石室とても広く、ベンチもたくさん。美味しそうなお昼ご飯を広げている方もいて、みなさん目的は色々なんだなぁとしみじみ。(私はカメラで動画撮影がメインだったので、ご飯はできる限り削ったのでした)

利用料金500円を払います。
・・・・1000円も払います!!!!!!

登ったど〜〜〜〜〜!!!
美味すぎる

石室には自由に使える”雨水”があります

これを定番商品、SAWYER mini (ソーヤミニ)で濾過して飲み水にするのです。
正直雨水を濾過して飲むって、抵抗がありました。このソーヤミニも買ってから10年以上一度も使ったことはありませんでした。でも黒岳石室の室内で年季の入ったソーヤミニが使用されており、管理人さんに聞いてもソーヤミニ通すなら、煮沸は必要ないと言われて、恐々試したてみたのでした。
思ったより普通・・・・。
ただ、この濾過する力が結構必要で、ペットボトルから絞り出すのは相当大変。写真のように一滴、一滴出てくる感じで、500ml程度で断念。無くしちゃったけど専用パウチが欲しい。

で、一番重要なお腹は壊しませんでした!!!
ま、壊してもバイオトイレがあるので心配無用!(一人協力金500円)

なお、携帯トイレを持っている方は専用ブースがあります。
って、こちらも試しに使ってみたんです。一番のデメリットは、処理した袋を下山するまで持っていくということ。臭いとか嫌だじゃなくて、”重い”んです。ザックの重量が減らない・・・・・

生まれて初めて見る絶景を見つつ


のんびりします。


テント内に横になったり。でもテント内暑い・・・

ごちゃごちゃ。

18時まえ。ようやくお日様が横に移動し日差しが和らいできました。

疲れ過ぎたのか全然食欲が出ませんが、食べないわけにいかないので、雑炊だけ作ります

こんなに持ってきたのに・・・
あ、卵はテントを広げた時に食べたんだった。携帯食のはずのチョコレートは暑さで一つに固まってました(笑

ジェットボイル持っててきましたよ!安定性最優先。

水分補給がてら雑炊食べて夕食終わり。
本当に疲れていたっぽいです。。。

周りを見ると、満床に近い感じになっていました。

本当はこれから夜景を撮ろうとしていたのですが、

雲が広がってしまったので断念。
ってか、誰もいない場所に移動して撮影するって、怖いですね、熊が!!!!!

真っ暗・・・。
おやすみなさい
Z…
z..z.z
z.z.z

朝5時。
厚さ9cmもあるニーモのエアマットで爆睡できました。あ、でも耳栓では足りなかったのでデジタル耳栓ことAirpods Pro3を買うことを決意しました(笑
やはり山の上、昼はTシャツでよかったのに朝方には8度あたりまで冷え込み、暖かめの寝袋は必須でした。
身体はまぁまぁ復活。昨日夜の全身無気力から復活です!

画面上部を見てもらうと、衛星マークがついています。電波ないのでスターリンクを使用した衛星通信でデータがやり取りできています。すごい便利な時代ですね。

快晴〜〜!!

食欲は少しあったので、秀岳荘で見つけたモンベルのリゾッタを作ります。定番の尾西食品アルファ米シリーズも選べたのですが、あれ、 一袋200g越えで二食分あったりして量が多いんですよね。

リゾッタに必要な水は173cc。ギリギリ〜

沸かして

食べます。美味しい!
小さなスプーンは、エバニューのサオって商品。最近カラトリーは金属よりプラスティックより木製の商品がいいのでは?と思っています。軽いし傷つかないし。

飛び出るジェットボイルはテープで固定です(笑

こう見ると、山でNEMOの一人用は広過ぎますね(笑

お隣の方とお話ししつつのんびり撤収。
遠くから登ってきたのに、ヘリノックスの小型椅子持ってたり、宴会用のご飯つまみお酒も持ち込んでいたり、すごいご夫婦でした。

水がなくなり、ソーヤミニで絞る元気と握力がなくなったので、お金で解決!(笑
次回は、家のどこかに埋もれているパウチ式のウォーターボトルを持ってくることを誓いました。

ありがとう!黒岳石室。またきます!

二日目もぴーーーーかん!

遠く、遠くの山々まで見えます。こっちはオホーツク海方向。

絶景を撮影しつつ、ゆっくり黒岳山頂に戻ります。

コースタイム25分ですが、撮影しつつなので2時間くらいかけて登頂

黒岳山頂 再訪。快晴すぎてずっと見ていられます!

もう少しのんびり山頂に居たかったのですが、お腹の調子が良くなくなり、急遽下山。
こんなこともあろうかと準備していた下痢ストッパEX を服用して下山します!(効く!!!

今回はGarminのスマートウォッチでルート登録とGPS取得をしていました。
でも、自分のペースが遅いからか、あまり時間とかみちゃダメですね(笑 リフトまでまだ?まだ?まだ??ってなりました

難所をゆっくりゆっくり進み

下山!!!

今朝黒岳石室で購入した水500mlが空になり、身体が干からびていたので、リフト山頂駅で水ゲット。
染みる〜〜〜!!

あとは楽ちん、降るだけ。
登ってくる方は楽しそうですが、私は正直精魂尽き果てて、グダってました・・・

リフトを降りてロープウェイ山頂駅へ。

ここでコカコーラのCokeOn自販機で文明世界に帰ってきたことを強く自覚。
世の中って便利快適だなぁと。

山頂駅で推しカードゲット。どちらか行こう。

山頂駅のトイレ。いわゆる最後のトイレ。です綺麗綺麗。

携帯トイレも売ってます。

山麓駅付近に捨てる場所もあるので、家まで持って帰らなくてもOK

で、疲れ果ててるワタシ。。。下山してからレストランを探す気力もなく、山頂駅にあるレストランともちゃんがちょうど11時から営業開始というので、3階へ向かいます。

綺麗な内装。端っこにちょこんと

濃厚豚ニンニク丼と餃子!
ようやく食欲が戻ってきました。美味い!

ロープウェイで下ります。


山麓駅到着!

上の階にはコロンビアのストアとカフェがあるようですが、この日はお休みでした。
山頂駅で食べておいてよかった。

山麓駅出てすぐのところにある、層雲峡ビジターセンターの横に

携帯トイレ廃棄ブースがあるので、ここにサクッと捨てて、

撤収!!!





層雲峡といったら温泉!今回は老舗中の老舗、ホテル大雪さんにお邪魔します。

館内に3箇所大浴場があるらしく、しかもどこに入ってもOKという太っ腹。
私はぬるめが好きなので、どこが温度低いですか?と聞いたところ7階にある大雪の湯がいいとのことで、そちらへ。
いいお湯でした!

で、疲れ果てている私は、コンビニでお酒と食料を仕入れ、

層雲峡温泉からすぐの

層雲峡オートキャンプ場でゆったり一泊することにしたのでした!(続く


