2016-09 津別チミケップ湖 ~秘境すぎる湖畔
素晴らしいキャンプ場を見つけてしまいました。
これぞ北海道!!
そもそものキッカケは「タレカツ丼」でした。
以前チェーン店(かつや)が期間限定でやっていた「タレカツ丼」を食べたいと検索した結果、本場の新潟市ばかりヒットし、札幌市内には皆無!!!そして遠く道東の訓子府(くんねっぷ)町が町おこしでやっているらしい。(北見市の近く)
よし、タレかつ丼食べに訓子府へ行こう
→遠いから一泊!
→近場のキャンプ場は?
→チミケップ湖。どこそれ!?
さて、出発です!
津別町 チミケップ湖キャンプ場
- 北海道網走郡津別町(つべつちょう)字沼沢204-1(チミケップ湖沿い)
- tel:0152−76−2151 町役場産業振興課 商工観光グループ
- http://www.town.tsubetsu.hokkaido.jp/06kanko/20annnai/2007-1029-0921-2.html
- 札幌から約350km
- トイレ:管理棟内:綺麗・水洗・洋式有
- 5月中旬~10月末まで(2016年現在)
- ➕ 景色絶景 / 森&湖畔 / 静か(たまに近隣ホテルの散歩客有)
- ➖ 車乗入れ禁止 / キャンプ場まで砂利林道20キロ / 夜は真っ暗 / 焚き火不可
- 結論:北海道の秘境快適キャンプ場。+++A評価。

9月下旬。珍しく連休が取れたので、札幌から旭川方向に向かいます。

旭川の先、比布から旭川紋別自動車道へ分岐し、北見方向へ。
平地でも紅葉が始まっていました。

高速を降りて、上川町で見つけた看板。
こんなこと書かれたら給油せざる終えませんよね。しかも目的のキャンプ場は山奥ときていますw

ライダーさんは旗が貰えることで有名なホクレンガソリンスタンドで給油。

大雪山山系を超えるための石北峠で。
先日の三度襲った台風の影響でJR石北本線が壊滅状態になり、北見の名産玉ねぎ等を運ぶJR貨物の玉ねぎ列車が運行できなくなりました。その代走として国道には多くのJR貨物コンテナを運んだトラックが走っていました。
お疲れ様です。ほんと。

石北峠を超えた所の氾濫ヶ所。

振り返ったの図
甚大な被害ですね。。。

北見側では、玉ねぎの収穫が進んでいました。オレンジが可愛い。

お昼休みでしょうか。

訓子府町のタレかつ丼の店は17時からの営業。
しかし日没は18時前です。買い出しもしていないし、林道真っ暗そうだし、キャンプ場に出来るだけ早く着くため、明日に回します。

訓子府市街にあった、ラッキー系列のCITY martで大急ぎで買い出し。

急げ〜〜!

ようやく入り口。もう徐々に暗くなってきています。ヤバイ。

訓子府から津別へ。砂利道です!

うぉ。(日没近くなってから来るところじゃありません)

完全なる林道。。。

いきなり立派な看板が出てきてビビります。

ここを左折。さらにダートは続く。

北海道キャンピングガイドにも書いてありましたが、キャンプ場の近くに高級ホテル(オーベルジュ)があるらしい。
いや、凄い秘境に建てるんですね。しかもお客さんがツアーバスで来ていました。

なんか廃墟っぽい場所にビビりながら(YMCAでした。すみません)
到着!

とうに日没は過ぎ、テントを張るのもギリギリの時間帯。
なにせトイレの明かり以外一切ありません。

え?熊?

とりあえず、湖畔まで探検に。

絶景!!
今晩も、貸し切りのようです。

トイレ・炊事棟もチェック。

熊ですか。

“侵入”とか生々しい表現使わないで下さい。。。

分かってはいましたが、焚き火禁止だと、熊さん寄って来やすくないです?(勝手な妄想
この時点でキャンプ場に一人。くまさん怖い。かなりビビリモードに突入しています。

怖いので、テント設営まで車ライト全開。

絶景の湖畔沿いではなく、車道側にさくっと設営。

とりあえず、おつかれビール!

チラッ
・・・熊・・は?

炭火台で、のんびり焼肉でもしようと思ったのですが、美味しそうな肉の香りを漂わせたらどうなるんだーと
ビビリモード全開になっております。

でも、ホテルに行く車がたま〜に通るんですよね。
だから大丈夫だと思うんですよ。はい。

しかたないので、美味しそうなお肉。

サクッとフライパンで炒めて頂きます。
岩谷カセットガスジュニアバーナー 〜必須 | Ternと一緒にどこ行こう

スーパーの試食コーナーに置いてあったレモンペッパー焼き。あまりに美味しくて買ってしまいました。

絶品!

ペーパーで拭いて掃除終了。

ラジオを忘れたという痛恨のミス。
iPadで音楽かけますが、音量が小さい・・・。
お腹いっぱいなので、さくっと寝ましょう。
Z….
ZZZ
深夜、何かが擦れる音で目覚めました。
しかも近づいてきてます。サッ、サッ、サッ。。。。
あれ?アウトドア系のパンツの擦れる音だな、コレは。
ひと?
はい。どうも近くのホテルから、寝れない宿泊客が散歩に来たみたいでした。
いやービビった。
再度就寝。
ZZZZZzZ

おはようございます。
無事、熊さんには会いませんでした。

いつもの、おはようアイスコーヒーを頂きます。
食料品はもちろん、ゴミも車かテント内に全撤収しています。

テントを開くと、綺麗な秋が広がっていました。
新テント買っちゃった 〜ニーモ タニ LS 2P | Ternと一緒にどこ行こう

気持ちのいい朝です!

トイレ&水くみへ。

このキャンプ場の魅力に、このトイレ炊事棟をあげます。
毎日来る管理人さんが、丁寧にメンテナンスしていますし。大自然の中で心が折れるのをギリギリで支えてくれます。

キャンプ場概要。

水場

反対側は台になっています。

トイレは、身障者用もあります。

洋式と

和式が有りなんと水洗。

匂いも少なめ。

こっちの水は飲めません。

身障者用トイレも覗いてみましょう。

これだけ清潔なら十分すぎるのではないでしょうか。
だって、無料ですもの。

湖畔に向かってみます。

このキャンプ場のベストポジションは、間違いなくこの木の下ですね!

ふりかえるとお地蔵さんが。

カヌーも出しやすい場所があります。
ただし、車道からキャンプ場を突っ切って運ばないといけません。


湖畔から車道側。

落ち葉の絨毯


駐車場は、キャンプ場を挟んで直ぐです。


いやー、この看板にはビビりました。
昼前にやってきた管理人さんとお話したのですが、ここ数年は熊は出ていないそうです。
この湖畔には食料となるものが少なく、そもそも来ることが少ないそうです。

と、わかれば、安心!
のんびり朝ごはんを作りましょう。
UNIFLAMEのテーブルに
2016-07 洞爺財田 〜UNIFLAME テーブル初陣 | Ternと一緒にどこ行こう

UNIFLAMEのユニセラTG-IIIミニを載せて
一人炭焼きのお供。ユニセラ TG-III ミニ | Ternと一緒にどこ行こう

昨晩出来なかった、焼肉パーティーの開始です!

焼きまくり。
片方ではバウルーでホットサンドも作っちゃいます。
バウルーダブル 〜定番ホットサンドメーカー | Ternと一緒にどこ行こう

ウマウマ〜

こっちもウマウマ〜。
具は、隣で焼いたばかりのお肉にしてみました。

サイドテーブルはこんな感じ。

足元には、新たに投入した、UNIFLAMEのガスヒーターを置いてみました。
自分専用暖房 UNIFLAME ガス パワーヒーター | Ternと一緒にどこ行こう
一人用には最適ですね。

お!日が差し込んできました!

この瞬間。チミケップ湖キャンプ場のとりこに。

再訪を心に誓いました。



UNIFLAME(ユニフレーム)製品勢揃い。

予報通り、いい天気になりました。

焼肉も終了し、

ゴミは、ジップロックにまとめます。

あとは散歩したり。

Kindleで読書したり

湖畔を眺めたりと、のんびり過ごします。

(カヌー欲しい)

湖畔は少し風が吹いていました。

空も木々もすっかり秋モード。

ナナカマドも真っ赤です。

のんびり読書していると、バスツアーの方たちがチミケップ湖の風景を見にぞくぞくと。
ガイドさんといろいろと雑談。「寒くはないんですよ〜。対策が万全なので。」なんて話ながら。

さて。

お日様の随分斜めになってきました。
ぼちぼち撤収しましょう。

フライを外し

グラウンドシート乾かして

撤収完了。キャンプ場を後にします。

ちょっと寄ってみたチミケップホテル。
8室のみのオーベルジュだそうです。テレビもラジオもないなんて、本当に良さそうなホテル。
Chimikepp hotel | http://www.chimikepphotel.com

日が出ていれば、林道も走りやすい。
キャンプ場を通る車が多かったのは、ホテルに行く4本ある道の3本が台風により通行止めだったそうです。

のんびり走って

タレかつ丼の町、訓子府へ戻ります。

お店は午後5時からなので、先にお風呂に入ってしまいます。

日本はどこも温泉があるというのが素晴らしいですね。

営業時間。

入浴料。この値段なのに石鹸置いてありました。
(シャンプーか、ボディーソープのどちらかも置いてあった記憶が。。。)

玉ねぎを眺めながら湯冷まし。

さて、訓子府市街地へ。

今回の目的のお店は、「食事処かしわ」さん。

新聞にも紹介されています。
カウンターに座ると、ご夫婦の痛快な会話とともに、厨房が丸見えなので、カツを切る”サクッサクッ”という音まで聞こえてきてよだれダラダラです。(笑

どうです!このボリューム。

いやぁ美味しかった。毎日食べたい味。
ごちそうさまでした。

お腹もいっぱいになりました。
さて、帰りましょうか。
